2012/03/26

「今この瞬間、この曲を聴いているのは世界中でアナタだけ!」スウェーデン人ラッパーの試みとは


スウェーデン人ラッパーのAdam Tenstaさんが新曲をリリース!
けれどもiTunesやSpotifyで検索できず、レコード店にも置いてないんです。

実は「Pass it on(次に回して)」という名のこの新曲、楽曲データが「一つ」しか存在しないことになってるんです。

「んじゃ、聴くにはどうしたらいいの!?」

と気になる方はAdamさんのfacebook pageでアプリをインストールし、順番待ちをしてください。

2012/03/21

「定量・定性調査に頼らずリアルワールドを探検せよ」取材#2:Saatchi&Saatchi 後編

前回は、ストックホルムのSaatchi&SaatchiでCEOを務めているハンス・シードウさんのインタビューレポート前編をお送りしました。

個人的に興味深いと思ったところを要約してインタビュー内容をご紹介、ということで、前回の興味深いポイント①広告エージェンシーとデジタルエージェンシーの融合でした。
スウェーデンの広告業界では、ここ最近広告エージェンシーとデジタルエージェンシーの区別がつかなくなってきており、前者が後者を雇うという関係だけではなく競合関係も生まれてきている、という話をご紹介しました。

後編では、Saatchi&Saatchi、そしてスウェーデンの広告業界が抱えている課題について質問をした際のハンスさんの答えをまとめてみたいと思います。ということでまず…

2012/03/15

「広告エージェンシーとデジタルエージェンシーが融合し、新たな領域へ」取材#2:Saatchi&Saatchi 前編

インタビュー第二弾は、Saatchi&SaatchiCEOハンス・シードウさんです。

ハンスさんは1974年にコピーライターとして広告業界入りをしました。84年には、当時勤めていた広告エージェンシーのニューヨーク支社を立ち上げ、その後ストックホルムに戻って自分のエージェンシーを設立。93年には再度ニューヨークへ飛びましたが、97年にまた母国へ戻り、それ以降の拠点はストックホルムです。現在のポジションには2004年から就いています。

60歳を越える広告業界大ベテランのCEOということで若干身構えていたのですが、とても気さくで優しい方で、LinkedInのプロフィール写真通りのイメージでホッとしました。

今回はQ&A的な書き方ではなく、個人的に興味深いと思ったところを要約しつつ、インタビュー内容をご紹介したいと思います。

2012/03/13

iPadアプリをノルウェーの真冬でも利用してもらうために必要な工夫とは?




IKEAノルウェーがこの冬に、iPad向けのカタログアプリをリリースしました。その際にSMFBという広告エージェンシーの実施したプロモーションがとってもIKEAらしい施策で気に入ったので、ぜひご紹介したいと思います。


北欧の冬は、ご想像がつくかと思いますが…非常に寒いです。ですので外出時に手袋は必須。しかし手袋をしていると、とても不便に感じることが一つ:

2012/03/09

スウェーデン流・公共放送の受信料支払率を上げる方法をNHKも見習おう!

思わず感動して涙が出そうになったコマーシャルを発見しました。

Creative Swedish Agencies 2010という本が今手元にあり、Draft FCBという今まで聞いたことのない広告エージェンシーの4年前のケーススタディを読んでいたのですが、とても興味が湧いたので彼らが製作したCMをyoutubeで見てみたんです。そしたらあまりにも感動しちゃいまして、これはシェアしたい!と思ってしまったので、ぜひご紹介させてください。(あ、でもあまり期待されすぎても困るので、とりあえず期待しないで下さい。)

2012/03/02

雪国スウェーデンでおすすめの交通手段とは?

気付けばもう3月ですね。ストックホルムはもう雪が積もらなくなり、春がやってきたかも?という感じです。今回の冬は前回と比べて雪の量が少なく、ちょっと寂しいやら寂しくないやら。

ところでつい最近、スウェーデンの気候に関する面白いCMを見つけたので、ご紹介です。

スウェーデンは、ご存知の通り、冬になると雪国です。雪国であるという状況は何十年も何百年も変わらないにも関わらず、未だに、その気候に十分に耐えられる鉄道システムを持っていません。スウェーデンの鉄道メンテナンスはヨーロッパの中で最悪らしいですが、納得です。前回の冬は特に雪の量が多かったので、電車の遅延が多くて困りました。