2012/04/23

スウェーデンのキャビアは、日本人の口には合わないらしい。


スウェーデンの国民的な食品といえば、キャビア・ペースト。

「スウェーデン人、リッチな生活してるなぁ」

と思われる方がいるかもしれませんが、実はスウェーデンでは魚の卵を全てキャビアと呼ぶそうです。(ちなみにロシアではイクラと呼ぶそうな。)

ということで、この国のキャビア・ペーストに使われている魚卵は、タラコです。スーパーには色んなブランドのチューブ型ペーストが売られているのですが、恐らくスウェーデン人にとって一番馴染みがあるのは、Abba社のKalles Kaviarチューブに描かれている金髪の男の子が特徴的です。




先日テレビを見ていたら、なんとこのKalles Kaviarの最新CMに、私にとって懐かしの風景が!!そうです、トップ画像にある通り、このタラコ・ペースト、なんと東京デビューしちゃったんです。ですが…


※CM担当エージェンシーはIKEAを長年クライアントに持つForsman&Bodenfors

…日本人の口には合わなかったようです。

私は、スウェーデンに引っ越してきてからほぼ毎日、このキャビア・ペーストを卵に付けて食べてます。初めて口にした時、何の違和感も無かったんですけどね。みなさんにもぜひ試して頂きたいのですが、残念ながらIKEAジャパンには置いてないようです。
CM最後のナレーションの言葉は、

Kalles Kaviar, a very Swedish taste.(スウェーデン独自の味)

東京では好まれなかったキャビア・ペースト、スウェーデンにお越しの際は、ぜひチャレンジを!(安いんで!)