2012/07/29

curation #2: ダークナイト・ライジング銃乱射事件/北欧的幸福感から学べること


アメリカ・コロラド州にある映画館で起きた銃乱射事件に関する記事です。バットマンシリーズ最新作「ダークナイト・ライジング」のプレミア上映会で、3つの銃を持った若い男が劇場に入り、銃を乱射。結果、12人が死亡し、58人が重軽傷を負ったという信じがたいニュースを受けて、とても重要な指摘をしているこのブログ記事の一部を抜粋します:
今回の事件を受けて銃規制の議論は少しは進むのでしょうか。それとも銃規制議論の前に表現規制の議論になってしまうのでしょうか。今回の事件の発生場所は単純に暴力描写にフィンガーポイントしたい人間からしたら最高でしょう。しかも自分をジョーカーだと言っているという証言も出て来ている。本質的な銃規制の前にまたしても不毛な表現規制の話が横行するのだと本当に悲しい。

2012/07/22

curation #1:旅行業界のマーケトレンド/新卒一括採用の呪縛を解く/Shell social media oil spill

Reeder(RSSリーダーアプリ)やPocket(「あとで読む」アプリ)やFlipboard(ニュースマガジンアプリ)などを日常的に使うようになり、なんとなく色んなニュースや情報を上手く処理しているような気になっていたりするのですが…

実際のところ、大体どの記事も一度しか目を通さないし、その瞬間に「面白い!」って思ったとしても、1時間後には内容を忘れてしまっている自分がいたりしまして…「今週面白かった記事ってなんだろう」って振り返った時に、何も思い出せなかったりします。

それじゃぁ勿体無いなぁということで、これからできれば毎週末、気になった記事を忘れないためにも、いくつかランダムにピックアップしてまとめる習慣を身につけようかと思います。(いつまで続くのか…)


ということで、今週気になった記事をピックアップしました:

2012/07/21

カタログのキッチン写真にスマホをかざすと、クッキング番組が見れるようになるかもしれないIKEAの新カタログ2013。


IKEAといえば、テーマパークのようなあの巨大な店舗を歩き回るのも楽しいですが、分厚いカタログでページをめくるごとに「もしうちでこんな素敵なインテリアができたら…」なんて想像を膨らますのもワクワクできて楽しいですよね。

そんなカタログですが、2013年最新版はいつもとちょっと違った体験が用意されているんです。カタログそのものは、少しサイズが大きくなり、紙質もグレードアップしているそうですが、そこに新たな工夫として「インタラクティブ性」が加わりました。

2012/07/19

「北欧の暗い冬に立ち向かえ!」〜スウェーデンのPRエージェンシーによる心温まるスマートフォン宣伝施策とは




スウェーデンから帰国して早一ヶ月。久しぶりに、東京の夏の「蒸し暑さ」というものを感じております(ちなみにストックホルムの夏は、全然湿気が無いのでとても快適でした)。そんな時には涼しい話題を!ということで、広告マンインタビュー第三弾でご紹介したFredrikさんの務めているPRエージェンシー、Jung Relationsが昨年冬に手掛けたXperia Ray(Sony Ericsson)のローンチキャンペーンをお届けしたいと思います。


「暗い所でもキレイに写るんです」


2012/07/12

恐怖の文化とアテンションエコノミーとソーシャルメディアの複雑な絡み合い。



若者のソーシャルメディア利用について研究しているアメリカ人のdanah boyd氏(自分自身をgeekと呼んでいるような方です)の面白い講演@webstock 2012を聞いたので、彼女のブログに載っていた未編集のスクリプトも参考にしながら、メモをシェアしたいと思います。(ちなみにSXSW 2012でも同内容の講演を行ったそうです)

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boyd氏3つの主張:

1. 私たちは「恐怖の文化」の中で生きている
2. アテンションエコノミーは恐怖の文化が育ちやすい環境を用意している
3. ソーシャルメディアはアテンションエコノミーを刺激している