2011/12/23

民主主義を体現したツイッターアカウント:@sweden




少し古い話題になりますが、2週間前に、
というプロジェクトが開始されました。

これは、スウェーデンの国家ブランディングに携わっている、
Visit SwedenとSwedish Instituteという二つの組織による
合同プロジェクト。

どんな内容かというと、
@swedenというツイッターアカウントを
一般のスウェーデン人に預けて、
スウェーデンについて自由につぶやいてもらおう!
というもの。

2011/12/15

スウェーデン国営郵便局発、スマートにクリスマスカードを送れるiPhoneアプリ。

未だに雪が積もらないストックホルム。
今年はホワイトクリスマスにならないかも…。
と思うとちょっと残念です。

さて、前回に引き続き、スウェーデン国営郵便局のクリスマスカード
キャンペーンをご紹介したいと思います。
今回はウェブサイトではなく、iPhoneアプリ

このアプリでは、以下のような流れでとても手軽にクリスマスカードを
送ることができます。

①写真を新たに撮影、もしくはアルバムの中から写真を選択する。

 


2011/12/12

スウェーデンのクリスマスの伝統を、スウェーデン国営郵便局の最新キャンペーンから学んでみる。

スウェーデン国営郵便局(Swedish Post)がクリスマスシーズンに向けて、心温まるキャンペーンを開始しました。

Christmas cards on wheelsという期間限定ウェブサイトでは、線路上を走るカートに乗ったつもりで、スウェーデンのクリスマス風景を好きなタイミングに好きなだけ撮影し、最後にお気に入りの写真を選んで、家族や友人宛のクリスマスカードにすることが出来ます。もちろん、デジタルカードではなく本物のポストカードを、Swedish Postが届けてくれる、という仕組み。




2011/12/01

Spotifyが音楽アプリ用プラットフォームへと進化。



このブログでも以前から取り上げているスウェーデン発の音楽ストリーミングサービスSpotifyが、
音楽アプリ用のプラットフォームへと進化したことが、昨日の記者会見で発表されました。

サードパーティーは、Spotifyの膨大な音楽カタログやユーザーコミュニティを活用して
アプリを開発することができ、既にローンチパートナーとしてThe GuardianやBillboard、
Rolling Stoneなどの名が挙げられています。

早速ベータ版を試してみましたが、AppleのApp Storeのような感じですね。
今のところ提供されているアプリは、全て無料。

2011/11/28

スウェーデンのクリスマスに欠かせないソフトドリンク、Julmustとは。



つい先日スウェーデン人の友人に、「そろそろJulmustのシーズンだねぇ」とつぶやいたら、
「そう!私、大好きなのよね!!」と勢い良く答えてくれました。

そんな彼女が大好きなJulmust [ユールムスト] とは、スウェーデンのクリスマスシーズンにしか
販売されない、特別な飲み物です。
日本には無いクリスマス文化ということで、今回簡単にご紹介したいと思います。

2011/11/08

おじさんの存在がとにかく気になるトイレットペーパーブランドの広告キャンペーン。

ストックホルム市内にある街頭広告で、最近気になるものが一つありました。

画期的なデザインだとか、面白い加工がされているとか、そういうものでは全くなく、
単純に、この中央にいるおじさん↓の存在が、非常に目立っていて気になっていたのです。


(羊がトレードマークのこのLambiという会社は、トイレットペーパー・ティッシュ類を
製造販売しています。スウェーデン企業かどうかはわからないのですが、北欧・東欧諸国が
メインマーケットのようです。)

今朝Facebookを開いたら、タイミング良くLambiのキャンペーン広告が右端に表示されていたので、
思わず押しちゃいました。(Facebook広告、初クリック。)

キャンペーンの内容を見てみたらなかなか面白かったので、今日はそのご紹介をしたいと思います。

2011/10/18

リクルーターがLinkedInよりもFacebookを好む7つの理由。

ソーシャルメディアを活用したソーシャルリクルーティングが日本でも注目を浴びるようになりました。
日本での浸透レベルは欧米諸国と比べるとまだまだですが、よく名が挙がるのは、
プロフェッショナル/ビジネスネットワークを築くためのLinkedInと、
友人や家族、同僚なども含めたより親密度の高いネットワークを築くためのFacebook

ならばリクルーター(採用担当者)が活用するのはFacebookよりもLinkedInなのか?

実は必ずしもそうではないということが、オンラインリクルーティングに特化した
リサーチラボであるスウェーデン企業Potentialparkの調査でわかりました。
(元ネタはMashableのコチラの記事です)

2011/10/13

この暇つぶしアプリをDLするくらいなら、スカンジナビア航空を利用しましょう!

このアプリの発想は面白いですよ。

スカンジナビア航空が、スカンジナビア航空以外の航空会社を利用する人向けに、
暇つぶしゲームアプリをリリースしました。



実はスカンジナビア航空はflightstats.comによると、
2009年と2010年の2年連続で、ヨーロッパで最も時間を厳守している航空会社に、
また2011年の7月と8月は世界で最も時間を厳守している航空会社に選ばれたそうです。

そのことをアピールするために、
「うちよりも時間にルーズな航空会社を利用するあなたには、
そのイライラを軽減するために、暇つぶしアプリを提供します!」
というわけです。

2011/10/11

日本郵便がiPhoneを利用したこんなスマートなキャンペーンをやったら、一大事かもしれない。

日本郵便がiPhoneを利用したこんなスマートなキャンペーンをやったら、一大事かもしれない。けれども、Swedish Postがやれば、「さすが!やっぱりスウェーデン!」と思ってしまう。

今回は、ゲーミフィケーションを活用した彼らの最新キャンペーンをご紹介します。


まずキャンペーン名は、”Sweden’s Safest Hands“(直訳:「スウェーデンで最も安全な手」)。




iPhoneを使ったとってもシンプルなゲームアプリで、 流れはこのような感じです:

2011/10/03

Spotify元CTOが立ちあげたクーポン系アプリWrappが面白い!

GrouponやLiving Socialなどのクーポン共同購入サイトはよく知られているかと思いますが、約2週間前にスウェーデンでローンチされたWrappというクーポン系アプリをご存知でしょうか。

Spotifyの元CTOが立ちあげたサービスで、リリースしてすぐに国内の人気ソーシャルアプリ第一位に輝いたそうです。また、1週間以内に早速50社の国内メジャーブランドから問い合わせがあったとか。(ダウンロード回数等の具体的な数字は公表されていません)

このアプリ、スマートフォンユーザーをリアル店舗に誘導する仕組みが上手く出来ているなぁと感じたので、ご紹介したいと思います。
(情報源はコチラ


◎まず店側がすること:

①店は提供したいギフトカードの種類を決める
通常のギフトカードのように購入者が価値を決めるタイプ
OR
店側が決めた金額をギフトカードに予め入金しておくタイプ(金額は店負担)

②どんな層をターゲットにしたいか決める


◎続いてアプリユーザーがすること:

①アプリを開き、誕生日が迫っているAちゃんの写真をクリックする
(Facebookコネクトが必須のため、アプリで表示される友人はFacebookの友人となる)




②AちゃんのFacebookプロフィールをもとに、提供できるギフトカードが表示される
(例えばB店がターゲットにしている層がAちゃんとマッチしていれば、B店のギフトカードの情報が表示される仕組み)




③既に500円が入金されているB店のギフトカードを選択し、追加で2000円入金する




④「Aちゃんにギフトカードを買ったよ!」ということをFacebookの友人に知らせることができ、他の人も更に追加して入金することが可能

⑤AちゃんにSMSでギフトカードのことを知らせる


◎最後にAちゃんがすること:


①SMSを受け取る
②アプリをダウンロードする
③ギフトカードをゲットする
④いざB店へ!


WrappのCEOは「Adwordsシステムのようだ」と表現しているのですが、確かにその通り。店はターゲットしたい客層を決めることができ、客が実際にレジまで足を運んだ時に初めてお金が動く、という仕組み。

また、店側が予めいくらか入金したギフトカードに関しては、ユーザーとしては追加入金をする必要はないので、金銭的な負担無くアプリを使ってもらうことも可能。このフリーの要素は、ユーザー数を増やすためにも重要なポイントだと感じます。

このような便利さと負担の軽さを考えると、誕生日などの特別な日でなくても、ちょっとしたことでも「ありがとう」の意味を込めて友人や知り合いにギフトカードを送ることができますね。

また、プレゼントを買いに行く時間が無い社会人にとっては嬉しいですよね。しかも相手のデモグラフィックに合ったギフトカードしか提案されないので、ギフト選びで下手に失敗することもないかも…。


このアプリは、オンライン情報がオフラインの購買行動に影響を与える、ということでO2O(Online to Offline)のわかりやすい事例かと思います。そしてスマートフォンのアプリで展開しているということは、いずれは相手の位置情報をもとにギフトカードが提案される仕組みが導入されるかもしれません。

なお、誰でもアプリのダウンロードは可能(Android&iPhone両方可)ですが、今のところスウェーデンの店舗限定のアプリのため、ギフトカードを送れるのはスウェーデン国内にいる人のみが対象です。けれども当然のことながら海外へのビジネス拡大も視野に入れており、クリスマス前までにはアメリカとイギリスでローンチしたいとのこと。そこのデッドラインはマストでしょうね。海外の友人の誕生日も、気軽にお祝いできるのはなかなか良いですよね。

日本でもこのサービス、いけるのではないでしょうか?


2011/09/16

サービスがSpotify化する時に気を付けて欲しいこと。

スウェーデン発の音楽ストリーミングサービス、Spotifyをご存知でしょうか?

Mashableによると、Facebookが来月音楽サービスをローンチする予定だそうで、そのパートナーとしてSpotifyの名が挙げられていたりします。

今日のブログでは、2009年の暮れにスウェーデンのブログ界で飛び交っていた”spotification“(Spotify化)という造語について話してみたいと思います。

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1. そもそもSpotifyって何?
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2011/09/02

Part2: デザイン性が高いスウェーデンのスーパーのPB商品。

数週間前に、大西宏さんのブログ記事に触発されて、

スウェーデンのスーパーのPB(プライベートブランド)商品について
レポートをしてみました。

まず繰り返すと、スウェーデンの代表的な食品小売業グループは3つあり、
マーケットシェアの大きさ順に並べると、 ICA、Coop、Axfoodです。
前回のPart1では、Axfoodグループを取り上げました

今日は、ICAについてご紹介
(ちなみに発音は「イーカ」です)


ICAは北欧で最大の小売業者ですが、事業の60%を
オランダのアホールドという世界3位の小売業者に
売却しています。

2011/08/26

このカメラアプリでスウェーデン人の若者の飲酒量は減るのか?

今日はスウェーデンで最近リリースされた、若者の飲酒量を減らすことを試みたiPhoneアプリを
ご紹介したいと思います。

まず事前知識として…

スウェーデンでは、アルコール度数が3.5%を超える飲料は全て国が専売しています。
販売店の名前はSystembolagetで統一されており、この看板が目印です:


Systembolagetで酒を購入するには20才以上でなければならず、必ずIDチェックをされます。
Wikipediaによると、国の専売制にしている主な理由は年齢確認を徹底するため、だそうです。

更に細かい話をすると…

・ディスカウントに関する制限あり(例:Buy 1 get 1 freeは禁止)
・営業時間:平日は大体19時閉店、土曜は15時閉店、そして日曜はお休み
・販売物は一切冷蔵しない

…というように、飲酒行為をなるべく控えさせようとする試みが見えますね。

2011/08/24

Maia Hirasawaを、生で聴いてきました。

数週間前にこのブログで紹介したIKEAのベッドキャンペーンをきっかけに、
日系スウェーデン人アーティストのMaia Hirasawaにハマってしまった私。

久しぶりにミーハー心がくすぐられ、先週末ヨーテボリ(スウェーデン第二の都市)
まで行って彼女の音楽を生で聴いてきちゃいました。

毎年8月中旬に実施されるヨーテボリ・カルチャーフェスティバルの一環としての
ライブでしたが、なんと無料公演!1時間たっぷりと演奏してくれました。



まずはWikipediaよりMaia Hirasawaのちょっとしたご紹介。

彼女はストックホルム出身ですが、人生の大半をヨーテボリで過ごしている、
日系スウェーデン人のシンガーソングライターです。

2011/08/14

デザイン性が高いスウェーデンのスーパーのPB商品。

「大西宏のマーケティング・エッセンス」というブログを愛読しているのですが、先日、日本のスーパーやコンビニのPB(プライベートブランド)商品についての興味深いポストを読みました。
そこで、スウェーデンのスーパーではどんな状況なんだろう?と関心を持ったので、少しレポートしてみたいと思います。まずは、大西さんのポストを一部抜粋させて頂きます:

————————————————

・売上に占めるPB比率がどうかというと、日本はPB商品の普及はまだまだ進んではいずナショナル・ブランド主導の市場です。

・イオンを例に取れば、「トップバリュ」の売上は、専門店の事業を除く小売部門の売上高でみても、PB比率は10%を超える程度です。

2011/08/11

バーチャルMINIをiPhoneで捕らえろ!inスウェーデン。

MINIの新モデル、Countrymanをスウェーデンで昨年10月頃ローンチするにあたって、
ロケーションベースのiPhoneゲームアプリを使ったプロモーションが実施されました。
この新モデルのグローバルコンセプトである「Getaway」(逃亡、脱走)を
うまく表現した企画だなぁと思い、ご紹介。


内容はとてもシンプルです。

1. ゲームアプリをダウンロードしたiPhoneユーザーは、アプリ上で自分の位置、
他のプレーヤーの位置、そしてバーチャルMINIの位置をリアルタイムで確認できる。
目的:バーチャルMINIを捕まえること。
プレイ期間:7日間。



2011/08/09

VolkswagenのFun Theoryキャンペーンが「グローバル」だと思う理由。

VolkswagenのFun Theoryキャンペーン、ご存知ですか?
これが実はスウェーデン発だったということを昨夜知りました。
ドライバーにとって「楽しい」エコドライブ体験を実現するBlue Motion Technology
 広く認知してもらうために生まれたFun Theory。どんな理論かというと…

どんなに平凡なことでも、そこに「楽しさ」の要素を盛り込むだけで、
人の態度や行動を変えることができる。
それが自分のためであっても、環境のためであっても、
重要なことは、その変化が以前よりも、より良い状況を生むことである。

という感じでしょうか。
担当エージェンシーはDDB Stockholmですが、
2009年に以下3本のバイラルビデオを作りました。


①階段をピアノに仕立てちゃった:

2011/08/05

妊娠をしたアメリカ人「男性」のトークを聞いてきました。

北欧で最大のLGBTイベント:Stockholm Prideが現在開催中です。
(LGBT=Lesbian/Gay/Bisexual/Transgender)

少し前にこのイベントのプロモーション企画に関する@Kohtanさんの記事を読んだり、また6月には国連でLGBTの人権を擁護する決議案が可決するという動きもあったので、個人的にちょっと注目をしていたイベントでした。

1週間だけですが、毎日朝から晩まで色んなセミナーやパーティーが企画されてます。また、世界各国(特にアフリカ)から活動家らが集まっているので、国際色豊かな印象です。その中でも私の興味を引いたのは、妊娠をしたアメリカ人男性Thomas Beatieによるトーク。


Thomas Beatieホームページより

2011/08/03

110kmにも及ぶ世界一長いアート展inストックホルム。

110kmにも及ぶ世界一長いアート展。
これが実はスウェーデンの首都、ストックホルムの地下鉄にあるんです。
というよりも地下鉄そのものです。

ストックホルムに初めて地下鉄が敷設されたのは1933年にまで遡りますが、
実際にアートが導入され始めたのは1957年
それ以前に19世紀頃から、アートは美術展覧会に足を運べない一般市民に
対しても開かれたものにすべきだという議論がなされていたそうです。

現在、ストックホルムメトロは100駅ほどありますが、
そのうち90駅以上がアート展と化しています。

つい最近、このメトロアートを紹介する無料ツアーがあることを知り、
参加してきました。(英語ツアーは夏期限定、スウェーデン語ツアーは年中実施)
ボランティアガイドが1時間で4駅案内してくれたのですが、
実際には90駅以上あるので、全て制覇するには23回ほど参加しないといけないことに
なるでしょうね…。

ということで私が参加した時に回った駅のご紹介です:

2011/08/01

スウェーデンの宝くじブランドTrissのプロポーズCMにちょこっと感動。

今日は、スウェーデンの宝くじブランドTrissの非常にシンプルな宣伝をご紹介。

こちらもForsman&Bodenforsによるものですが、
前回と前々回のIKEAキャンペーンがデジタルメディア寄りだったのに比べると、
今回のTVCM2本のみを利用した企画というのは、ある意味新鮮味を感じます。

どちらのCMも1回しか放映されませんでした。
それにはわけがあります。

まず1回目のCMでは、男性が彼女に向けてプロポーズをしました。
マジでプロポーズです。
その映像がコチラ:

2011/07/29

IKEAのベッドで子守唄はいかが?

前回に引き続き、紹介したいIKEA広告ネタがあります。

今回紹介するのは、前回と同じくForsman&Bodenforsというエージェンシーが手がけた企画で、そのウェブサイトが今年のカンヌ国際クリエイティビティ祭にて3つの賞を獲得しました。

ウェブサイトを中心としたこの企画のタイトルは、
「子守唄(Lullabies)」

IKEAは「睡眠」をテーマにしたキャンペーンを世界中で展開しており、日本でも過去に「ちょい寝カー」や「店内お泊り会」などが実施されました。

今回スウェーデンIKEAがF&Bに出したお題というのは、老若男女問わず誰にでも受け入れてもらえるような「睡眠」キャンペーン。そこで、彼らが思いついたのが、「子守唄」を核にした企画でした。

2011/07/27

IKEAのHomemade is Bestキャンペーンが楽しい!

スウェーデンで生まれた世界最大の家具屋であるIKEAが、
今年のカンヌ国際クリエイティビティ祭で、
Advertiser of the Year賞を受賞しました。

また、キッチン用品をプロモートするためのキャンペーン、
“Homemade is Best”はデザイン部門でゴールド賞を二つ
(カテゴリーはデザインフォトグラフと本)獲得しています。

今日はそのキャンペーンの紹介です。とても素敵なので。

2011/07/26

ムーミンワールドと東京ディズニーランドを無理矢理比較してみた。

今日はちょっとスウェーデンから離れて、お隣りの国フィンランドにある
ムーミンワールドの紹介をしたいと思います。

まず、ムーミンシリーズ著者のトーヴェ・ヤンソンは、
フィンランド出身だということをご存知でしたでしょうか。
彼女はヘルシンキで生まれたスウェーデン系フィンランド人です。


写真:wikipediaより

そして実はフィンランドの西海岸にあるナーンタリという町には、
小さな島をまるごと使ってムーミンの世界を再現したテーマパークがあるんです。

先日母と祖母が北欧に遊びに来たのですが、
母は子供の頃からムーミンが好きで、
どうしてもということでその田舎町まで行ってきました。

2011/07/25

下着ブランドネタ続編:ウィンブルドンで発表された新コレクションとは?

前回に引き続き、下着ブランドネタです。
スウェーデンの名テニスプレイヤー、Björn Borgの名を使った下着ブランドですが、
1ヶ月ほど前にテニス4大大会の一つであるウィンブルドンにて、
新コレクションの記者会見が行われました。

しかし、その場に現れたのは、Björn Borg本人だけではありません。
なんと同時期に活躍していた、アメリカ人選手のJohn McEnroeもまさかの登場!

2011/07/19

「輸出」をキーワードにキャンペーンを展開するスウェーデンの下着ブランド。

今日のブログ記事は、「スウェーデン」「輸出」「下着」がキーワード。

実は人口938万人の小国であるスウェーデンは、輸出に大きく依存しており、
GDPに占める輸出比率が、なんと54%
(ちなみに輸出依存型経済と言われる日本は18%)

そんなスウェーデンの「輸出」ブランドと言えば代表的なものはIKEA、H&M、VOLVO等々。
しかし今回はあまり日本で知られていないであろう、ある下着ブランドを紹介したいと思います。

その名も、「Björn Borg」

2011/07/15

クラウド型音楽配信サービスSpotify、ついにアメリカ進出。日本はいつ?

昨日、ついにSpotifyがアメリカでローンチされました。




2006年にスウェーデンで生まれたSpotifyはクラウド型音楽配信サービスを提供しており、特に北欧での普及率が非常に高く、急成長中のIT企業です。

ユーザーはPCやモバイルで1500万曲の中から自由に好きな音楽を聴くことができ、友人で利用している人がいればプレイリストをシェアすることも可能です。

音楽を「所有」しないという意味では、自分の好きな曲を好きな時に放送してくれるラジオのようなものでしょうか。

2011/07/11

スウェーデンの夏の風物詩:公園のビキニ姿。

残念ながら写真はありません。

スウェーデンの夏を体験するのは今年が初めてなわけですが、日本人的感覚からして驚きだったのは、普通の公園でビキニ姿でタオル広げて日光浴する人が沢山いること(もちろんズボン一枚姿の男性もいますよ)。浜辺でならまだしも、公園で!…と初めて見た時はちょっとした衝撃でした。
紫外線恐怖症の日本人であれば長袖長ズボン手袋、帽子に日傘と、万全な日よけ対策を取ることでしょう。

しかしスウェーデン人からしてみれば、夏の太陽というのは、長くて寒くて暗い冬(これを逃れるためにタイなど暖かい国へ旅行する人が多いです)を乗り越えたご褒美のようなもの

2011/07/08

Google Demo Slamのオリジナルビデオが楽しい件。

Googleが昨年10月に展開したDemo Slamキャンペーンが、ユーザー投稿ビデオ5つと共にカンヌライオンズ国際クリエイティビティフェスティバル(新しい名称、長っ。)で賞を取りました。
簡単にどんなキャンペーンかというと、Googleが提供する様々な技術の活用法を自分なりに開拓してそれをビデオに収め投稿せよ、 というもの。
投稿された作品群のうち投票者の支持を最も集めた5つの作品が賞を取ったわけですが、そのうち個人的に気に入った3つをここで紹介します。(全て見たい方はコチラへ)

①Extra Spicy

Google Translateを使ってヒンディー語でインドレストランに注文を入れる。 大成功。



2011/07/06

スウェーデンのバーガーチェーンが「牛肉の消費量を減らそう」ってどういうこと?



環境に優しいのは地産地消?それとも肉の消費量を減らすこと?

環境科学技術ジャーナルの発表によると、毎日の食生活全てに地産地消を取り入れる行為よりも、一週間のうち一日だけでも食事に赤肉(恐らく牛と豚かと)や乳製品を避ける行為のほうが、環境に優しい(=CO2排出量が少ない)とのこと。

地産地消の一つの利点としてよく挙げられるのが「輸送コストの削減」ですが、アメリカの一般的な家庭における食品のカーボンフットプリント(どこでどれだけCO2が排出されたかを「見える化」すること)を調べると、輸送時にかかるCO2排出量は全体の11%、そして83%はその食品の栽培→製造過程で排出されているそうです。また、食品によってもCO2排出量は異なり、特に赤肉になると鶏肉や魚に比べて平均150%のエネルギーを必要とするんだとか。
(以上、参考記事①

地産地消運動は地域経済の活性化という意味でももちろん大切ですが、「肉の消費量を減らす行為は環境に優しい」という点に注目して、スウェーデンの有名なファストフードチェーン「Max Burgers」のここ10年における健康・環境に配慮した取り組みを見てみたいと思います。とても興味深いので。


2011/07/04

ジェンダー差別の排除を目指すスウェーデンの幼稚園。



「女の子は可愛らしく、男の子はタフであるべき、というのは私たちの社会が期待すること。けどこの幼稚園では、なりたい自分を子供たち自身に描いてもらう機会を与えている。」

そう答えるのは、Egalia幼稚園で働く31歳の教員。この幼稚園では、ジェンダー差別の排除を目指すことが重要な教育方針とされているのです。

税金で賄われているこの幼稚園は、1〜6才の子どもを対象に、昨年スウェーデンの首都ストックホルムに開園しました。男女の役割に関する固定概念を崩していこうとする試みは、スウェーデンの幼稚園における教育課程(カリキュラム)の核となるミッションです。多くの幼稚園では「ジェンダー教師」なるものを雇い、子供たちを教育する際に、教員自身が男女に対するステレオタイプを言葉や態度で示さないように「教員を教育」することまで行われています。

2011/07/01

私たちが「リツイート」「いいね!」「シェア」ボタンを押す動機とは?

私たちが「リツイート」「いいね!」「シェア」ボタンを押す動機とは?
私たちが「リツイート」「いいね!」「シェア」ボタンを押す動機とは一体何なのか?

ペンシルベニア大学Berger教授の研究結果によると、ポイントとなるのは人々がその情報に触れた時の『興奮度』
悲しさ、安堵感、満足感といった感情よりも、恐怖感、怒り、面白さ、楽しさを伝える情報のほうが伝染しやすいとのこと。

もちろん他にも細かい動機は色々あるでしょうけど、一つ参考になる研究結果です。
シェアされたい情報を発信する時に、より効果を発揮するためには、どのようなエモーション・ラベルを貼るのが適切なのか。これは個人のみならず、企業やNPOなど様々な組織も応用することができそうですね。

一方で、これを東日本大震災に当てはめると、私たちが流言を広めてしまった動機の一つはその情報に対する『興奮度』の高さだったとも言えるのかもしれません。

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Ever wonder what is really motivating you to hit “retweet,” “like,” or “share”? According to new research that will no doubt prompt viral-marketing departments to quick action, we share something because, for whatever reason, its ignites powerful emotions—good or bad—that arouse your…

【記事全文を読みたい方はコチラから】

Facebookの検閲行為に対抗姿勢を見せるスウェーデンの美術館。

ストックホルムにはFotografiskaという現代写真美術館があります。

建設されてから100年以上経つ、趣のあるレンガ造りの建物で、海辺にあることから元々は税関の手続き等を行なう場でした。そして美術館として改装オープンしたのが昨年の5月。ちなみにこんな建物:


Facebook上で問題となったのが、宣伝目的でFotografiskaのFacebook pageにアップロードされたヌード写真。これはつい最近始まった展示会の目玉となっている、アメリカ人写真家Robert Mapplethorpe氏の作品だったんです。しかしFacebook側から一方的に写真を削除されたとのこと。

その検閲行為に対し、Fotografiskaはこのような対抗姿勢(逆検閲?)を見せました:

東京事変「21世紀宇宙の子」をどうしても紹介したくて。




東京事変の最新アルバム「大発見」をひと通り聴いて、思わず涙が出てしまった曲、「21世紀宇宙の子」。どうしても紹介したいので歌詞の一部(でも著作権の問題あるのか?)を載せちゃいます:

作詞:椎名林檎作曲:亀田誠治/椎名林檎


フレー!フレー!
たった今を離陸して進化しているぼくら吐く息が過去になるさよならを云おう!

吸い込んで確かめて最先端未来の空気を君の引継いだ世代は今日から目紛しいね
代わりのない紛失物迷子のままのときは宝物をつくり出そう
大事に


2011/06/30

「不倫しない?」スウェーデンの出会い系サイトの広告に撤去命令。



「結婚してる?不倫して人生楽しもうよ」


あまりにも衝撃的すぎるキャッチコピー。
これはVictoria Milanというスウェーデンの出会い系サイトの広告で、ストックホルムのバス停留所に設置されていました。

しかし先日、とうとうこの広告に対して撤去命令が下されたようです。

2011/06/29

スピルバーグ製作「Super 8」がすんごく面白かった件。

久しぶりに「これぞ映画館で見るべき映画!」と思わせられる衝撃的な作品に出会いました。
(製作:スピルバーグ 監督:「Lost」や「MI:3」のJJエイブラムス)



※ポスターをクリックすると予告編映像に飛びます。
————————————————————————- 

あらすじ:

舞台は、1979年のアメリカ・オハイオ州にある田舎町。
ある真夜中、8mmカメラ*で映画撮影をするために駅のホームにいた6人の中学生たちは、貨物列車とトラックの衝突事故を目の当たりにする。実はこの列車は、Area 51*と呼ばれるアメリカ空軍基地から出発しており、国家機密の研究素材を搬送中だった。その後、町には様々な怪奇現象が起き始める。だが、空軍は地元の人々に説明責任を果たす気が全くない。そんな中、中学生たちが駅で撮影したフィルムを現像してみると、そこに映っていたものとは…。彼らの前代未聞の大冒険が始まる。

2011/06/28

NYTimes良記事のご紹介:原発「安全神話」の裏側。

日本の原発に関する「安全神話」についてのNY Times記事(6月24日付)が大変興味深かったので、一部簡単に訳してみました。飛ばしている部分も多々あるので、原文を読みたい方はコチラへ。

—————————————————————————————————-

●ここ数十年の間、日本の原子力産業は国民に対して原子力の安全性と必要性を訴えるために、膨大な資源を費やしてきた:
・もはや観光名所となっている、空想の世界を豪華に再現した各PR施設(詳細は下記参照)
・官僚主導による、原発の安全性を伝えるために念入りに作られた広告キャンペーン
・政治家主導による、原子力に対して親近感を抱いてもらうための文言を含んだ教科書の導入

2011/06/27

スウェーデンの夏至祭、初体験!


たまにはスウェーデンについてもちょこっとご紹介したいと思います。

スウェーデンでは毎年6月下旬にミッドサマー(夏至祭)という、スウェーデン人にとってはクリスマスに次ぐほどの大切な祝日があります。ヨーロッパ各国でもお祝いするそうですが、北欧諸国では特に重要視されているようです。いつも話には聞いていたのですが、今年ダーラナ地方でやっと体験することができました。




2011/06/08

ニコ生思想地図の「福島から考える言葉の力」と中島監督の「告白」を並べたら見えてきたこと。


写真:合同会社コンテクチュアズのサイトより


5月28日に放送された、言論誌『思想地図β』編集長の東浩紀氏と福島在住の詩人である和合亮一氏による対談。テーマは、「福島から考える言葉の力」

ニコニコ動画を見ながら自分の興味を引いた部分を書き起こしてみました。

もっと簡潔にまとめてみようとも思ったのですが、お二人の言葉一つ一つに重みを感じたので、削ぎ落とすことはせずに、自分のメモをほぼそのまま載せることにします。

この動画を観終わった後に、中島監督の『告白』を思い出したのですが、その点については最後に少し述べてみます。

(冒頭では和合氏による詩の朗読があるので、それも含めてお二人の対談を見たい方はコチラへ)

2011/06/01

新聞業界最大のタブー。



新聞業界最大のタブーともいわれる『押し紙』問題に関する告発記事を、ジャーナリストの黒薮哲哉氏が週刊新潮に掲載したところ、読売新聞が黒藪氏と新潮社を相手取り、裁判を起こしました。その裁判の判決が出るのに合わせ、自由報道協会主催による黒薮氏の記者会見が生中継で行われました。
興味深い内容だったので、メモ的にポイントを書き留めておきます。

2011/05/31

子どものSNS利用、どう考える?

「5億人を越えるユーザー数を誇るfacebookが、子供に与える影響とは?」

という問いかけから始まるアメリカ発の記事を紹介したいと思います。個人的に興味深かったポイントを抜粋しつつ自分の言葉も混ぜていきますので、原文を読みたい方はこちらへ。

———————————————————————

何が子どもの年齢に相応しいのか、どこまでプライベートにすべきか、ネットいじめの危険性はどうなのか、など親の心配事を挙げればきりがありません。しかしfacebookを初めとするSNSがすぐに消えることは無いだろうし、その現実を親も受け止めることができれば、子どもがSNSに対する理解を深めるためのサポートも可能になるでしょう。

インターネットには落とし穴だけでなくポジティブな可能性も秘められているのです。


2011/05/23

レディー・ガガを守ったのは、セキュリティ隊長・アントニオ猪木!

レディー・ガガの新しいアルバムは、不正な音源流出を防ぐため、セキュリティが厳しく設定されているらしいです。そのセキュリティとアントニオ猪木を無理やり繋げて…彼を「レディー・ガガJAPANセキュリティ隊長」にした発売記念イベントに関する記事のご紹介。

佐々木俊尚氏の「キュレーションの時代」を読んでいて、

「無理やりタレントを公開記念イベントに呼び、それをマスメディアに取り上げてもらうことは、本当に宣伝効果を期待できるのでしょうか?」

に激しく同意。

レディー・ガガの作品なら何もしなくても売れそうですが。しかしそれにしても音楽作品そのものではなく、「セキュリティー」という点だけに注目したイベントというところに腹が立ちます。別に私はレディー・ガガのファンでも何でも無いですが、本人やファンをバカにしているような気がしてしまうのは私だけでしょうか?

ついでにユニバーサルの宣伝部長に、ヒット祈願の意味を込めてセキュリティ隊長からお決まりのビンタ。こういう「社内の人間登場パターン」たまに目にしますけど、単なる目立ちたがりなミーハーという印象を毎回受けてしまいます。


ということで、文句たらたらブログメモでした。

2011/05/19

イスラエルのNPO、緊急時に血液ドナーと繋がるためにfacebookを活用。




とてもinspiringなfacebookの使い方fromイスラエル
NATALというNPOは、イスラエル・アラブ紛争長期化の影響でトラウマを抱える人々の支援を主に行っている団体です。時には軍事・テロ攻撃の犠牲者の緊急対応も行なう必要があることから、血液ドナーと即座に繋がるために血液型ごとのfacebook groupを立ち上げました。

2011/05/09

国境なき記者団のインタラクティブ新聞広告fromベルギー。



報道の自由を抑圧する「プレデター」であるカダフィ、アフマディネジャド、プーチンの顔写真を使ったベルギーのインタラクティブ新聞広告が面白いです。

その広告に載っているQRコードをスキャンして独裁者たちの口元に描かれた点線内にスマフォンをセットすると、本人とは別の人物の口が動き出します。この正体はジャーナリストであり、「プレデター」たちが決して語ることのないその国の現実を淡々と報じます。

2011/04/27

音楽バンド向けの新しいソーシャルプラットフォーム

今はレコード会社の力をフルに活用しなくともアーティストが手軽にプロモーション活動を行える時代です。その流れに乗ったソーシャルプラットフォームサービスがアメリカで登場しました。その名も「WHOOZNXT」(who’s next)。
とても単純な仕組みです:

facebook、twitter、myspaceなど様々なソーシャルメディアを活用して1ヶ月の間により多くのファンを増やしたバンドが各種ライブへの出場権を獲得。これはバンド向けのサービスなのですが、私も試しにアカウントを作ってみました。



2011/04/20

イスラエルで一風変わった音楽フェス。



イスラエルで一風変わった音楽フェスが、なんとfacebook上で開催されました。アーティストが演奏するステージの背景には沢山のモニターが設置され、映し出されたのはその演奏を生で聴いているファンのウェブカム映像。リアルタイムでアーティストにメッセージを送ることもできたようです。
新しい試みですが、本当に楽しいのかな?と疑問に思ってしまいます。ファンのウェブカム映像なんてそもそも興味ないですし…。音楽フェスといえばap bank fesを思い出す自分としては、自然に囲まれ、野菜カレーを食べながら猛暑と戦い、音楽好きの人たちと大合唱する場が用意されてないと、クレーム付けますよ。


参考:
http://www.adverblog.com/archives/004458.htm

「復興の狼煙」ポスタープロジェクト。





写真の力ってすごい。
見てるだけで涙がこみ上げてくる。
「もうふざけんじゃねえぞ」 が一番突き刺さった。

2011/03/10

湖ウォーキング、初体験。

これ、意外と湖です。湖ウォーキング、初体験。
目的地は、カフェ。


2011/03/01

Reality TV:スウェーデン系アメリカ人大募集!



スウェーデンの民間テレビ局(TV4)が最近「Big Brother」というリアリティー番組を開始しました。すると今度は、公共テレビ局(Sveriges Televison)が別の切り口でリアリティー番組を企画していることを発表。これがまたちょっと変わった内容なので、ご紹介します。

簡単な流れはこんな感じ:

初めての北欧料理教室。

1ヶ月前の話になりますが…
motokoさんという方がストックホルムのご自宅で開いているプライベート北欧料理教室に参加してきました。4人という少人数で、motokoさん指導のもと共同作業で料理を完成させました!私は全くの…究極の…料理ド素人なので、共同作業は非常に助かりました。

1月のテーマ:冬のテーブル・魚のスープ アイオリソース添え
・ポピーシードブレッド
・アイスクリーム ハーブトーンベリー添え




2011/02/17

ストックホルムカフェ巡りパート⑥

ストックホルムカフェ巡りパート⑥

Bagel Deli
ベーグルカフェがあったー!!
勝手にスウェーデンにはベーグル文化が無いと思い込んでいました、すみません。


2011/02/15

1930年代のスウェーデン史と映画史の絡みが面白い!

そんな気付きのきっかけを与えてくれたエッセイを紹介します。
(一部私自身の解釈も混じっています)

Wallenberg, Louise"Straight Heroes with Queer Inclinations: Male Film Stars in the Swedish 1930s" In Queering Representations of Straightness (2009)

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1910年代から20年代前半におけるスウェーデンの映画産業は欧米への輸出戦略に成功し、国際的な評価も高く、のちにスウェーデン映画史の黄金時代と呼ばれるようになりました。
ところが1920年中頃に差し掛かるとその成長に翳りが出始めました。スウェーデンを代表する監督だったシェストレム(Sjöström)やスティラー(Stiller)、また圧倒的な人気を誇っていた俳優のグレタ・ガルボ(Greta Garbo)やラース・ハンソン(Lars Hansson)をハリウッドに失ったことに加え、世界恐慌により失業者も急増し、スウェーデンの映画産業は衰退していったのです。

2011/01/24

BBC二重被爆者「嘲笑」番組で感情移入は危険かと。


二重被爆者であり、昨年の1月に亡くなられた山口彊さんを「嘲笑」するようなBBCのコメディ番組についてネット上で色々議論が飛び交っていますね。様々な論点があるので非常に興味深いです。ほんの一部ですが、気になったものを以下にまとめました:

2011/01/23

スウェーデンで熱帯雨林を発見。

スウェーデンで熱帯雨林を発見。久々の湿気でした。Fjärilshuset (The Butterfly House)にて。



2011/01/20

アイスホテルって、どうなんだろう。ちょっと調べてみた。



アイスホテル、行ってみたいような行ってみたくないような…。でもちょっと行ってみたい気もするので少し調べてみました。

北スウェーデンのJukkasjärvi(ユッカスヤルヴィ)という町にあるのですが、近くのトルネ川から取れる氷のみを使用し、毎年世界中からデザイナーが集められ、ホテルをアートに仕上げます。冬の3ヶ月間限定オープンで、当然春になれば氷が溶けてしまうため、メインホールに設置されるシャンデリアを除いた全てを毎年作り直しているとのこと。ちなみに教会も作っていて(上の写真は2010年度の教会です)、毎年100組以上のカップルが訪れるそうです。

2011/01/02

謹賀新年!



謹賀新年!


大雪で足が麻痺する中、屋外博物館スカンセンにて年越しを祝いました。