GrouponやLiving Socialなどのクーポン共同購入サイトはよく知られているかと思いますが、約2週間前にスウェーデンでローンチされたWrappというクーポン系アプリをご存知でしょうか。
Spotifyの元CTOが立ちあげたサービスで、リリースしてすぐに国内の人気ソーシャルアプリ第一位に輝いたそうです。また、1週間以内に早速50社の国内メジャーブランドから問い合わせがあったとか。(ダウンロード回数等の具体的な数字は公表されていません)
このアプリ、スマートフォンユーザーをリアル店舗に誘導する仕組みが上手く出来ているなぁと感じたので、ご紹介したいと思います。
(情報源はコチラ)
Spotifyの元CTOが立ちあげたサービスで、リリースしてすぐに国内の人気ソーシャルアプリ第一位に輝いたそうです。また、1週間以内に早速50社の国内メジャーブランドから問い合わせがあったとか。(ダウンロード回数等の具体的な数字は公表されていません)
このアプリ、スマートフォンユーザーをリアル店舗に誘導する仕組みが上手く出来ているなぁと感じたので、ご紹介したいと思います。
(情報源はコチラ)
◎まず店側がすること:
①店は提供したいギフトカードの種類を決める
通常のギフトカードのように購入者が価値を決めるタイプ
OR
店側が決めた金額をギフトカードに予め入金しておくタイプ(金額は店負担)
②どんな層をターゲットにしたいか決める
◎続いてアプリユーザーがすること:
①アプリを開き、誕生日が迫っているAちゃんの写真をクリックする
(Facebookコネクトが必須のため、アプリで表示される友人はFacebookの友人となる)
②AちゃんのFacebookプロフィールをもとに、提供できるギフトカードが表示される
(例えばB店がターゲットにしている層がAちゃんとマッチしていれば、B店のギフトカードの情報が表示される仕組み)
③既に500円が入金されているB店のギフトカードを選択し、追加で2000円入金する
④「Aちゃんにギフトカードを買ったよ!」ということをFacebookの友人に知らせることができ、他の人も更に追加して入金することが可能
⑤AちゃんにSMSでギフトカードのことを知らせる
◎最後にAちゃんがすること:
①SMSを受け取る
②アプリをダウンロードする
③ギフトカードをゲットする
④いざB店へ!
WrappのCEOは「Adwordsシステムのようだ」と表現しているのですが、確かにその通り。店はターゲットしたい客層を決めることができ、客が実際にレジまで足を運んだ時に初めてお金が動く、という仕組み。
また、店側が予めいくらか入金したギフトカードに関しては、ユーザーとしては追加入金をする必要はないので、金銭的な負担無くアプリを使ってもらうことも可能。このフリーの要素は、ユーザー数を増やすためにも重要なポイントだと感じます。
このような便利さと負担の軽さを考えると、誕生日などの特別な日でなくても、ちょっとしたことでも「ありがとう」の意味を込めて友人や知り合いにギフトカードを送ることができますね。
また、プレゼントを買いに行く時間が無い社会人にとっては嬉しいですよね。しかも相手のデモグラフィックに合ったギフトカードしか提案されないので、ギフト選びで下手に失敗することもないかも…。
このアプリは、オンライン情報がオフラインの購買行動に影響を与える、ということでO2O(Online to Offline)のわかりやすい事例かと思います。そしてスマートフォンのアプリで展開しているということは、いずれは相手の位置情報をもとにギフトカードが提案される仕組みが導入されるかもしれません。
なお、誰でもアプリのダウンロードは可能(Android&iPhone両方可)ですが、今のところスウェーデンの店舗限定のアプリのため、ギフトカードを送れるのはスウェーデン国内にいる人のみが対象です。けれども当然のことながら海外へのビジネス拡大も視野に入れており、クリスマス前までにはアメリカとイギリスでローンチしたいとのこと。そこのデッドラインはマストでしょうね。海外の友人の誕生日も、気軽にお祝いできるのはなかなか良いですよね。
日本でもこのサービス、いけるのではないでしょうか?
通常のギフトカードのように購入者が価値を決めるタイプ
OR
店側が決めた金額をギフトカードに予め入金しておくタイプ(金額は店負担)
②どんな層をターゲットにしたいか決める
◎続いてアプリユーザーがすること:
①アプリを開き、誕生日が迫っているAちゃんの写真をクリックする
(Facebookコネクトが必須のため、アプリで表示される友人はFacebookの友人となる)
②AちゃんのFacebookプロフィールをもとに、提供できるギフトカードが表示される
(例えばB店がターゲットにしている層がAちゃんとマッチしていれば、B店のギフトカードの情報が表示される仕組み)
③既に500円が入金されているB店のギフトカードを選択し、追加で2000円入金する
④「Aちゃんにギフトカードを買ったよ!」ということをFacebookの友人に知らせることができ、他の人も更に追加して入金することが可能
⑤AちゃんにSMSでギフトカードのことを知らせる
◎最後にAちゃんがすること:
①SMSを受け取る
②アプリをダウンロードする
③ギフトカードをゲットする
④いざB店へ!
WrappのCEOは「Adwordsシステムのようだ」と表現しているのですが、確かにその通り。店はターゲットしたい客層を決めることができ、客が実際にレジまで足を運んだ時に初めてお金が動く、という仕組み。
また、店側が予めいくらか入金したギフトカードに関しては、ユーザーとしては追加入金をする必要はないので、金銭的な負担無くアプリを使ってもらうことも可能。このフリーの要素は、ユーザー数を増やすためにも重要なポイントだと感じます。
このような便利さと負担の軽さを考えると、誕生日などの特別な日でなくても、ちょっとしたことでも「ありがとう」の意味を込めて友人や知り合いにギフトカードを送ることができますね。
また、プレゼントを買いに行く時間が無い社会人にとっては嬉しいですよね。しかも相手のデモグラフィックに合ったギフトカードしか提案されないので、ギフト選びで下手に失敗することもないかも…。
このアプリは、オンライン情報がオフラインの購買行動に影響を与える、ということでO2O(Online to Offline)のわかりやすい事例かと思います。そしてスマートフォンのアプリで展開しているということは、いずれは相手の位置情報をもとにギフトカードが提案される仕組みが導入されるかもしれません。
なお、誰でもアプリのダウンロードは可能(Android&iPhone両方可)ですが、今のところスウェーデンの店舗限定のアプリのため、ギフトカードを送れるのはスウェーデン国内にいる人のみが対象です。けれども当然のことながら海外へのビジネス拡大も視野に入れており、クリスマス前までにはアメリカとイギリスでローンチしたいとのこと。そこのデッドラインはマストでしょうね。海外の友人の誕生日も、気軽にお祝いできるのはなかなか良いですよね。
日本でもこのサービス、いけるのではないでしょうか?