画期的なデザインだとか、面白い加工がされているとか、そういうものでは全くなく、
単純に、この中央にいるおじさん↓の存在が、非常に目立っていて気になっていたのです。
(羊がトレードマークのこのLambiという会社は、トイレットペーパー・ティッシュ類を
製造販売しています。スウェーデン企業かどうかはわからないのですが、北欧・東欧諸国が
メインマーケットのようです。)
今朝Facebookを開いたら、タイミング良くLambiのキャンペーン広告が右端に表示されていたので、
思わず押しちゃいました。(Facebook広告、初クリック。)
キャンペーンの内容を見てみたらなかなか面白かったので、今日はそのご紹介をしたいと思います。
まずキャンペーンのテーマは、
Vad vill du mjuka upp?あなたは何を和(柔)らげたいですか?
退屈な場所や、融通の利かない人、ぎこちない状況や、ぎくしゃくした人間関係…。
どんなことでも、着ぐるみのLambi Softクルーが和(柔)らげてあげますよ!
というのがキャンペーンの趣旨です。
Facebookユーザーは、Lambi Softクルーに実行して欲しいミッションを提案し、
最も優れた提案をした人のミッションが、実現されるという仕組みです。
「病院が古臭くてつまらないので、リラックスできる場所にして欲しい」
「クリスマスに向けて、子供たちが楽しめるような公園を演出して欲しい」
「夏と秋は忙しい日々が続いたので、夫を癒して欲しい」
など、本当に色んな提案があって面白いです。
ちなみにスウェーデン・デンマーク・ノルウェーの3ヶ国で展開されています。
応募期限が11月27日ということを考えると、クリスマス関連の提案が採用されやすいかも?
ティザー広告は3本用意されています:
・自転車のサドルの座り心地を良くしよう
・忙しそうな女性を癒してあげよう
・退屈そうな職場を楽しい場所にしよう
私がお気に入りのおじさんもちゃんと頑張ってますので、ぜひご覧ください。
ところでこのLambiのmjuka uppキャンペーン、VolkswagenのFun Theoryキャンペーン(「人の行動を変えるためには、そこに楽しい要素を加えることが大切」をテーマに様々な
ゲリラ企画を展開)に少し似ているなぁと思いました。
どちらもユニバーサルバリューを突いた、国籍問わず多くの人に共感してもらえそうな
キャンペーンを展開しているところに、非常に好感を持てます。
ちなみにうちでは今まで、リスがマスコットのトイレットペーパーを買っていたのですが、
せっかくなので今度は羊を試してみようと思います。