2011/12/15

スウェーデン国営郵便局発、スマートにクリスマスカードを送れるiPhoneアプリ。

未だに雪が積もらないストックホルム。
今年はホワイトクリスマスにならないかも…。
と思うとちょっと残念です。

さて、前回に引き続き、スウェーデン国営郵便局のクリスマスカード
キャンペーンをご紹介したいと思います。
今回はウェブサイトではなく、iPhoneアプリ

このアプリでは、以下のような流れでとても手軽にクリスマスカードを
送ることができます。

①写真を新たに撮影、もしくはアルバムの中から写真を選択する。

 



②選んだ写真に好きなフレームを付け加える。




③メッセージを入力する。(フォントや文字色は変更可能)




④送り先を入力する。



以上で完了!

国内・海外問わず、1枚約200円。
国内200円、というのはちょっと高いですが…
利便性を優先したいなら、気にならないのでしょうか。

こちらはアプリ紹介ビデオです:




日本でも、年賀状で同じようなサービスできるよなぁ、
と思ってググっていたところ、やっぱりすでにありましたね。

ミクシィ年賀状

博報堂DYメディアパートナーズと組んで、2008年からやってたんですね。
聞いたことあったような…けど2007年頃からミクシィ全く使ってないんで、
その仕組みを全然知らず、調べてみました。

簡単に説明すると、本名や住所を知らないマイミクやコミュニティの
仲間に対して、年賀状を作成し、郵送することができるサービスです。
送り手が宛先を知っていれば自分で入力できるし、ハンドルネームしか
知らない場合は、受け取り手にmixiメッセージが送信され、本人に住所と
本名を入力してもらう、という仕組み。
ちなみに100種類以上のテンプレートが用意されていて、その中には
企業広告を入れると、通常より安く郵送できるスポンサードテンプレートまであります。

企業広告を入れるあたりが、なんかミクシィらしいなぁ…
と思ってしまいます。
私だったら絶対に入れたくないですけど。


そして今年の11月から、Facebookも電通と組んで郵便サービス、
Postmanを始めたそうです。
Postmanって…そのままじゃん!…と突っ込まずにはいられない。

これも、ミクシィ年賀状同様に、住所が分からない友人に対して年賀状を
郵送できるサービス。受け取り手には通知が届き、了承する場合、
本人が届け先を入力する。
でも年賀状に限らず、一年中いつでも利用可能です。
これは使ってみたいかも。

個人的に、デザインが好き!





あと、日本郵政主導でなんかやってたりしないのかなぁ、
と思ってホームページを覗いてみたところ、ありました
上に紹介したスウェーデン国営郵便局のアプリと全く同じようなものが。




高校時代の年末、クラスメイトや部活仲間の手書き住所を集めていた頃が
懐かしい…。
その頃の年賀状は、未だにちゃんとファイルにしまって保存してあります。
けれども大学に入ったあたりから、届く枚数が年々減っていき…。
今では両手で数えられる程度しか届かなくなってしまいました。
もちろん、送る数も減っているということですが。

今回紹介したようなアプリやSNSを活用したカード作り、確かに便利では
あるのですが、やっぱり手書きカードに勝ることはないのかな
と思ってしまいます。
そして、事前にfacebookとかで通知を受けて知らされるよりは、
郵便ポストを覗いた時のサプライズ感を大事にしたいなぁ、と。
けど手書きとなると、面倒だなぁ…と感じてしまうこともあるし…。
ジレンマは残ります。
まぁ、本名や住所を知らなくても年賀状が送れちゃうSNSのサービスは、
新鮮で面白い気はしますけどね。

みなさんはこのようなサービスについて、どうお考えですか?