というプロジェクトが開始されました。
これは、スウェーデンの国家ブランディングに携わっている、
Visit SwedenとSwedish Instituteという二つの組織による
合同プロジェクト。
どんな内容かというと、
@swedenというツイッターアカウントを
一般のスウェーデン人に預けて、
スウェーデンについて自由につぶやいてもらおう!
というもの。
ツイート担当者は週替わりで交替し、
スウェーデンの文化や価値観を体現している、
と思われるような人々が選ばれているようです。
農場を経営する広告会社の創業者、
郊外に住むライター、
牧師や先生、
コーヒー好きでレズビアンのトラック運転手…
ちなみに今週は、90年代にボスニアから移民として
引っ越してきたRamicさん。
今は、白人よりも黒人に会う率のほうが高い、
ストックホルムの郊外に住んでいるそうです。
スウェーデンの社会福祉システムを批判するなど、
彼自身が思ったことを本当に自由に発言している、
という感じが見受けられます。
「掃除、洗濯、皿洗い完了!」
といったどうでもいいプライベートツイートも紛れてますが…。
でもこういうツイートを見るとヤラせ感は感じられないので、
逆に良い効果をもたらしてるのかも。
彼は、二人目のツイート担当者で、
この後にも10人ほど登場するようです。
社会的立場や職種、人種、年齢、性別問わず、
多種多様な人々がスウェーデンについて発言することで、
今まで知らなかったスウェーデンの新たな一面について
気付くきっかけになりそうですね。
更にこのプロジェクトそのものが、
民主的で透明性の高いスウェーデン社会を
うまく体現しているような気がします。
皆さんもぜひ@swedenをフォローしてみてください!