ところでつい最近、スウェーデンの気候に関する面白いCMを見つけたので、ご紹介です。
スウェーデンは、ご存知の通り、冬になると雪国です。雪国であるという状況は何十年も何百年も変わらないにも関わらず、未だに、その気候に十分に耐えられる鉄道システムを持っていません。スウェーデンの鉄道メンテナンスはヨーロッパの中で最悪らしいですが、納得です。前回の冬は特に雪の量が多かったので、電車の遅延が多くて困りました。
もちろん、電車に限らず雪道や氷道を走らなければならない車も大変です。歩行者だって、大変ですよ。特に雪がしばらく降らず、地面が凍ってしまうと本当に怖いです。冬に松葉杖をついて歩いている人を見ると、「あぁ、滑って怪我したのかな‥」という考えがまず頭をよぎります。
これは、毎年変わらぬスウェーデンの冬の日常です。そこに突っ込みを入れたSwedaviaという空港運営会社のCMが、コチラ。
最後のコピーは、
「けど飛行機は予定通り飛んでいます。」
ただ、こちらのブログには、「そんなの嘘だ!電車や車よりは、ましなだけ。」というスウェーデン人の辛口なご意見。まぁ確かに、大雪が降れば、飛行機も飛びませんしね…。
私たちのような外国人が見たら、「へぇ、スウェーデンの冬ってそんなに大変なんだ…」という驚きと発見があるCMかもしれませんが、スウェーデン人にとってはあまりにもこれが日常すぎて、共感を通り越して「フーン。」で終わってしまいそうですね。