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2013/03/10

スウェーデンを代表する2大ブランドSpotifyとVolvoのコラボが実現!

mashableより)


CDを取り替える煩わしさ、
電池切れを心配しながらのiPhone操作、
スキップしたいラジオトーク…

車内での音楽体験において、不便を感じてきた方は意外と多いのではないでしょうか。

その解決策の一つになろうとしているのが、今回のSpotifyとVolvoによるコラボレーション。

2012/07/29

curation #2: ダークナイト・ライジング銃乱射事件/北欧的幸福感から学べること


アメリカ・コロラド州にある映画館で起きた銃乱射事件に関する記事です。バットマンシリーズ最新作「ダークナイト・ライジング」のプレミア上映会で、3つの銃を持った若い男が劇場に入り、銃を乱射。結果、12人が死亡し、58人が重軽傷を負ったという信じがたいニュースを受けて、とても重要な指摘をしているこのブログ記事の一部を抜粋します:
今回の事件を受けて銃規制の議論は少しは進むのでしょうか。それとも銃規制議論の前に表現規制の議論になってしまうのでしょうか。今回の事件の発生場所は単純に暴力描写にフィンガーポイントしたい人間からしたら最高でしょう。しかも自分をジョーカーだと言っているという証言も出て来ている。本質的な銃規制の前にまたしても不毛な表現規制の話が横行するのだと本当に悲しい。

2012/01/10

ファイル共有の自由化を求めたコピミズム教会がスウェーデンで正式認可!


ファイル共有の自由化を求めた宗教が、先日スウェーデンで正式に認められました。このニュースを読んだ時は、一瞬冗談かと思いました。が、エイプリルフールでも無いので、本当です。その宗教名とは…

コピミズム(Kopimism = Copy me = 私をコピーして!)

そもそも、スウェーデンには海賊党という政党があります。著作権法を改善し、ファイル共有を自由化すること、そしてネット上での個人のプライバシーを守ることが目的。コピミズム教会は、この海賊党の存在が背景にあります。

2011/06/29

スピルバーグ製作「Super 8」がすんごく面白かった件。

久しぶりに「これぞ映画館で見るべき映画!」と思わせられる衝撃的な作品に出会いました。
(製作:スピルバーグ 監督:「Lost」や「MI:3」のJJエイブラムス)



※ポスターをクリックすると予告編映像に飛びます。
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あらすじ:

舞台は、1979年のアメリカ・オハイオ州にある田舎町。
ある真夜中、8mmカメラ*で映画撮影をするために駅のホームにいた6人の中学生たちは、貨物列車とトラックの衝突事故を目の当たりにする。実はこの列車は、Area 51*と呼ばれるアメリカ空軍基地から出発しており、国家機密の研究素材を搬送中だった。その後、町には様々な怪奇現象が起き始める。だが、空軍は地元の人々に説明責任を果たす気が全くない。そんな中、中学生たちが駅で撮影したフィルムを現像してみると、そこに映っていたものとは…。彼らの前代未聞の大冒険が始まる。

2011/06/08

ニコ生思想地図の「福島から考える言葉の力」と中島監督の「告白」を並べたら見えてきたこと。


写真:合同会社コンテクチュアズのサイトより


5月28日に放送された、言論誌『思想地図β』編集長の東浩紀氏と福島在住の詩人である和合亮一氏による対談。テーマは、「福島から考える言葉の力」

ニコニコ動画を見ながら自分の興味を引いた部分を書き起こしてみました。

もっと簡潔にまとめてみようとも思ったのですが、お二人の言葉一つ一つに重みを感じたので、削ぎ落とすことはせずに、自分のメモをほぼそのまま載せることにします。

この動画を観終わった後に、中島監督の『告白』を思い出したのですが、その点については最後に少し述べてみます。

(冒頭では和合氏による詩の朗読があるので、それも含めてお二人の対談を見たい方はコチラへ)

2011/02/15

1930年代のスウェーデン史と映画史の絡みが面白い!

そんな気付きのきっかけを与えてくれたエッセイを紹介します。
(一部私自身の解釈も混じっています)

Wallenberg, Louise"Straight Heroes with Queer Inclinations: Male Film Stars in the Swedish 1930s" In Queering Representations of Straightness (2009)

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1910年代から20年代前半におけるスウェーデンの映画産業は欧米への輸出戦略に成功し、国際的な評価も高く、のちにスウェーデン映画史の黄金時代と呼ばれるようになりました。
ところが1920年中頃に差し掛かるとその成長に翳りが出始めました。スウェーデンを代表する監督だったシェストレム(Sjöström)やスティラー(Stiller)、また圧倒的な人気を誇っていた俳優のグレタ・ガルボ(Greta Garbo)やラース・ハンソン(Lars Hansson)をハリウッドに失ったことに加え、世界恐慌により失業者も急増し、スウェーデンの映画産業は衰退していったのです。

2010/12/29

SFF#14: Waste Land


Director: Lucy WalkerStar: Vik Muniz


予告編


粗筋:ブラジルのリオ・デ・ジャネイロには、一日に引き取るゴミの量が世界一と言われている広大なゴミの埋め立て地兼廃棄場、Jardim Gramachoがある。そこでは3000人近くの人が働き、ゴミ山の中でリサイクルできるものとそうでないものの分別作業を行っている。その分別したゴミをリサイクル業者に売ることで、彼らの生計は成り立っている。
そんな劣悪な環境の中で働く人々に目をつけた、一人のブラジル人アーティストがいた。彼の名はVik Muniz。当時彼は、欧米のアート業界では著名だったものの、ブラジルではほぼ無名だった。彼はJardim Gramachoを訪れると、まずその規模の大きさに圧倒されるが、それよりも働く人々が生き生きとしていることに驚いた。しかし一人ひとり話を聞いていくと、それぞれが複雑な想いを抱えて仕事をしていることを知り、また決してゴミ山で一生働き続けることを望んでいるわけではなかった。
そんな彼らに焦点を当て、彼らの多大な協力を得ながらゴミで肖像画を作るプロジェクトを開始
。このアートプロジェクトは彼らの人生を劇的に変えることになり、また今までJardim Gramachoの現状について無知だったブラジル人及び世界中の人々に大きな影響を与えた。

感想:とにかく感動!!
Countdown to Zeroという核問題を取り上げたドキュメンタリーの監督でもあるLucy Walkerの作品。あまりにも両極端すぎるこの二つの作品の撮影・編集を同時期に進めていたというから、感心する。ちなみに今作品はストックホルム国際映画祭で観客賞を受賞。Q&Aセッションで監督本人に会うことができたが、とても熱い人だった。そしてWaste Landにかける熱意も半端ないことが伝わってきた。
アーティストのVik MunizがJardim Gramachoで働く人々と信頼関係を築いていく過程がしっかりと描かれていて、尚且つ「アートは社会を変える」という強いメッセージを感じ取ることができる作品。ハッピーエンドではあるものの、この映画を通して改めて考えさせられたのは、とっても根本的なことではあるけれども人間の無知・無関心さ、そして都合の悪いことには目を瞑ってしまうことかな、と。そこに潜んでいる問題をいかにして顕在化させるか、っていうのがどの国、どの地域、どの社会でも非常に重要なテーマなのかな。
Jardim Gramachoに関しては幸いなことにVik MunizとLucy Walkerが注目することで、世界中の人々がその埋立地の現状に目を向けることになった。こういった問題を顕在化するパワーはアートや音楽、そして映画やジャーナリズムにもあると思う。その中でもドキュメンタリー映画というのはその全てを組み合わせられるパワーを持っているので非常に面白い。これからも色々観てみよーっと。

SFF#13: The Two Escobars




Directors:
Jeff Zimbalist, Michael Zimbalist


予告編


粗筋:
同じ苗字だが血の繋がりはない二人のコロンビア人に焦点を当てたドキュメンタリー。一人は人気の高いサッカー選手だったが1994年のワールドカップでオウンゴールを決めてしまった後、地元で銃殺されたAndrés Escobar。 もう一人はコロンビア最大の麻薬密売組織を創設し、「史上最も凶悪非情な野心に満ちた麻薬王の一人」と呼ばれていたPablo Escobar。この一見全く無関係そうな二人を結びつけるキーワードは、「麻薬」「サッカー」
Pabloは貧しい家庭に育ったということもあり、地元・メデジン市の貧富の差をいつか縮めたいと思っていた。麻薬密売が金になることがわかると取引を頻繁に行なうようになり、大金を稼ぐとその金で家や学校、病院などを貧困地域に建設していった。また同時に、大のサッカー好きでもあったためサッカーグラウンドを数多く建設し、コロンビアのナショナルチームにも様々な形で資金援助を行った。そのおかげで急成長したナショナルチームに所属していたのがAndrésだった。彼は、暴力には断固反対で平和主義でもあったため、チームの背後にいるPabloという存在に常に疑問を感じていた。Pabloがついに1993年に殺害されると国内は大混乱に陥り、そんな緊迫した状況の中ナショナルチームはワールドカップへ進んだ。だが、アメリカ戦で不運にもAndrésはオウンゴールを決めてしまい、そのことがきっかけか、帰国後にバーの駐車場で銃殺。
「麻薬」
「サッカー」がいかにしてコロンビアをどん底に陥れたかを詳細に検証した作品。


感想:これは映画の世界の話だよね…?と思いたくなるぐらいあまりにも信じがたく、また想像を絶するドラマチックな実話。麻薬王が政治家や警察を賄賂で口封じさせると同時に麻薬密売等に関する裏情報の提供を求め、稼いだ一部の金は貧困層を救済するために献金され、サッカー好きであったがためにグラウンドを沢山建設してサッカー人口を急増させ、おまけにナショナルチームをワールドカップに出場できるレベルにまで育て上げた。

結局のところ、全ての根源は「貧困」にある気がする。決してコロンビアだけの問題ではないと思うし、国の政治が正常に機能していないところではこのような事態が起こりうる可能性が高いはず。
コロンビアという国に興味ある・ないに関わらず、「貧困」「政治」「犯罪」「スポーツ」が複雑に絡み合う過程をこのドキュメンタリーで是非観て頂きたい。

2010/12/28

SFF#12: Microphone



Director:
Ahmad Abdalla

Stars:
Khaled Abol Naga, Menna Shalabi, Yousra El Lozy

予告編

粗筋:エジプト・アレクサンドリアのアンダーグラウンドアーティスト(音楽、グラフィティアート、映画など)に焦点を当てた映画。
母親の葬式に出席するため、久しぶりにアレクサンドリアに帰国したKhaled。そこから人生の新たなスタートを切ろうと心がけるが、恋も仕事も思い通りにいかない。そんな時、アングラで必死に自分たちを表現しようとする若者たちに出会い、刺激を受ける。自分に何かできることはないかと一緒になって考え、彼らをそばでサポートしていく。

SFF#11: Caterpillar



監督:若松孝二
出演:寺島しのぶ、大西信満
予告編


粗筋:
第二次世界大戦中の日本。戦場から無事帰還したものの、四肢を失った夫・久蔵の姿を見て驚愕するシゲ子。しかし、久蔵は多くの勲章を得たことから町の住民には「生きる軍神様」として崇められ、苦悩しながらも彼の食欲と性欲を満たすためにシゲ子は身を削る。
寺島しのぶはシゲ子役で第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を獲得。

SFF#10: Jean-Michel Basquiat : A Radiant Child


Director: Tamra Davis
Star: Jean Michel Basquiat

予告編

粗筋:
1988年に、27歳の若さにしてヘロイン大量摂取で惜しくも短い生涯を終えたハイチ系アメリカ人アーティスト、Jean Michel Basquiatのドキュメンタリー。長年の友人であったTamra Davisが監督を努め、今まで世に出ることのなかった彼のインタビュー映像などを使用し、容赦ない人種差別に苦しみながらも、80年代のニューヨークのアートシーンに多大なる影響を与えたBasquiatのリアルな姿を描く。

2010/12/27

SFF#9: Bhutto



Directors:
Duane Baughman, Johnny O’Hara

Stars:
Tariq Ali, Reza Aslan, Diana Aveni
予告編


粗筋:
 “The Kennedys of Pakistan”と呼ばれるほど度重なる悲劇に見舞われてきたBhutto政治家一族。このドキュメンタリーでは、Benazir Bhuttoという人物に焦点が当てられている。現在最大の党であるパキスタン人民党(中道左派)を立ち上げたZulfikar Ali Bhuttoの長女であり、1988年にイスラム諸国初の女性首相となった。

2010/12/18

SFF#8: The People vs George Lucas



Director: Alexandre O. Philippe

予告編
予告編を観るだけでも楽しいかも。


粗筋:スターウォーズマニアたちが、ひたすらスターウォーズへの愛を語るドキュメンタリー。ただ、大多数のマニアたちが愛して止まないのはあくまでもオリジナル三部作である「スターウォーズ(‘77)」「帝国の逆襲(‘80)」「ジェダイの帰還(‘83)」。これらに新しいCG技術や特殊効果を加えた1997年のスペシャルエディションだとか、更に変更を加えた2004年発売の三部作DVD、そしてスターウォーズの過去を描いた続編三部作などは、基本的にはとんでもなく邪道だ、というスタンス。その上、ジョージ・ルーカスが単なるfilmmakerという立場から徐々に商業主義的な態度を取るようになってきたことに対しても厳しく非難する。このドキュメンタリーはそんなマニアたちの、スターウォーズに対する憎しみや怒りも込めた最大級の愛を、言葉(インタビュー)とメディア(パロディ映像など)で思う存分に私たちに語りかける作品である。

SFF#7: Marwencol



Director: Jeff Malmberg

Star:Mark Hogancamp

予告編】オフィシャルHPより

粗筋:
5人組の男にバーでボコボコにされ、脳に障害が残った男性のドキュメンタリー。事件後、彼は後遺症で全ての記憶を失った。38歳にして歩き方、話し方、読み書き、何もかもゼロから学び直すことになったのである。そんな彼がある日、自宅の庭に1/6スケールのWWII時の架空の町、Marwencolを作り始める。フィギュアショップから兵隊やバービー人形を取り寄せ、彼自身や家族、友人など身近な人の名前を付けて物語を作り上げ、それを写真に収めていった。現実世界から離れた彼のその行動は、いつの間にかセラピーとして機能するようになっていた。その後、様々な人との出会いを通してニューヨークのアートギャラリーで写真展を開くことに。
映画は13個の賞を受賞。

2010/12/14

SFF#6: NEDS


SFF#6: NEDS


Director:
Peter Mullan

Cast:
Conor McCarron

予告編


Nedとは?:

まずNedの説明から入りたいと思います。

Nedというのはざっくり言うと、スコットランドで反社会的な態度を取る若者のことを指すようです。(Wiki情報ですが)具体的に説明すると、Nedのステレオタイプはこんな感じ:

2010/12/13

SFF#5: Monsters


SFF#5: Monsters

Director:
Gareth Edwards

Cast:
Scoot McNairy and Whitney Able

【予告編】 

粗筋:

とある事故がきっかけでメキシコに地球外生物が生息し始め、一部の地域は感染エリアとして隔離されていた。そんな非常事態の中、フォトジャーナリストのアンドリューは、メキシコから逃げ遅れた上司の娘を無事アメリカへと帰国させるという使命を与えられる。

2010/12/07

SFF#4: The Tree


The Tree (2010)

Director:
Julie Bertucelli

Cast:

Charlotte Gainsbourg
Morgana Davies
Marton Csokas


粗筋:

オーストラリアの田舎に暮らす幸せな6人家族に突然訪れた悲劇。父親が心臓発作で亡くなったのである。しかし長女のシモーヌは、父親が家のそばにある大きなイチジクの木に生まれ変わったと信じ、毎日その木と接するようになる。そのうち母親や次男もその木に妙な愛情を抱くようになる。だが時間が経つにつれてその木はまるで意思があるかのように徐々に暴れ狂うようになり、家族はある決断を迫られる。


SFF#3: Animal Kingdom


Animal Kingdom (2010)

Director:
David Michod

Cast:
Ben Mendelsohn
Joel Edgerton
Guy Pearce
Jacki Weaver
James Frecheville


粗筋:

ヘロインの過剰摂取で母親を亡くした主人公ジェイは、祖母に引き取られることになる。だがその祖母は3人の叔父と暮らしており、彼らは色んな犯罪に手を染めていた。そんな彼らに抵抗するほどの強い意思もないジェイは、訳のわからぬまま仲間に加えられて犯罪に協力するようになるが、心の中では戸惑いが生じる。


2010/12/05

SFF#2: Countdown to Zero


Countdown to Zero (2010)

Director: Lucy Walker

核兵器をこの世から無くそう、ゼロにしよう。
というメッセージを込めたドキュメンタリー。
とにかく監督の取材力には脱帽します。
ゴルバチョフ、カーター、ブレアから数々の専門家まで、情報量が半端ない。

2010/12/03

SFF #1: SHANGHAI


Shanghai (2010)

Director:
Mikael Håfström

Actors:
John Cusack
Gong Li
Chow Yun-fat
Ken Watanabe
Rinko Kikuchi 


粗筋:

舞台は1941年、唯一日本軍に乗っ取られていない中国の街、上海。
真珠湾攻撃が実行される数カ月前の出来事。
アメリカのスパイとして上海に送り込まれていたコナーが何者かによって殺された。犯人を捕らえるべく彼の同僚であり親友でもあったソームズ(キューザック)が上海へ飛び、捜査活動を始める。だがそのうち彼は政治的混乱に巻き込まれ、尚且つコナーが日本軍の真珠湾攻撃計画について独自捜査していたことも明らかになるが…。