2010/10/04

中国からやってきた兵馬俑

今、ストックホルムには遥々中国から兵馬俑がいらっしゃっています。









兵馬俑とは、秦の始皇帝に仕える軍隊を模した彫像を指しますが、その数なんと8000体以上!馬も500体以上あると想定されています。1974年に始皇帝の陵墓周辺から発掘されて世界遺産に登録されましたが、未だに発掘と調査が続いているそうです。兵士の彫像は大きいもので195cmあり、階級によって身長や服装、髪型などが異なります。

これらの兵馬俑は始皇帝が13歳(!)の時に70万人を動員して製作が始まったとのこと。一人として同じ姿の兵士を作るなという命令を下したらしく、製作期間が長引くことを見越した上で、13歳という若さで製作の開始を促したのではないかと言われています。

ちなみに当時の人々は来世を強く信じていて、死後の世界で始皇帝を守るために兵馬俑を製作したとも言われているそうです。

世界史の授業でも勉強したような気はしてますが…。
しかし始皇帝の権力どんだけー。13歳で…。
想像を絶します。

今回兵馬俑の展示を行ったのは元スウェーデン海軍の基地だった洞窟。普段は入ることができないそうですが、今回は特別に一般公開。実際に兵馬俑が発見された環境(地下)に似ているというのもポイントです。
なかなか雰囲気あって素敵でした。

どうでもいいですが、バイオハザード4:Afterlife in 3Dが早く観たい。
『来世』つながりということで。